植物を中心に自然素材で作られた箸
安心安全で伝統的な素材
はしは毎日口の中に入れるものですから、安全性が高く、安心して使えるものを選びたいと思います。えあまでは―植物を中心にした自然素材、古くから生活の中で、食のまわりで使われてきたもの―その中から探すことにしました。
そして主な素材として、竹、木、漆、自然塗料を選びました。
国産材・国内生産・再生可能資源
「循環型社会」という考えの下に、再生可能な植物素材を使っています。主素材である生地には国産材を使い、手仕事で国内生産をしています。
竹
国内自給出来る数少ない自然素材。成長が早く2〜5年で使えるようになります。
この国の風土に合った、効率の良い再生可能資源。
古くから日本人の食のまわりで使われてきました。
九州産を使用しています。
漆
天然塗料の代表。漆はうるしの木の樹液で、古くから日本人の食のまわりで使われてきました。
漆は一旦硬化すると、熱や湿気、酸、アルカリ、アルコール、油にも強くなります。防腐・防虫効果もあり、箸や食器に適しています。
自然塗料
クリアーでナチュラルな仕上げ。植物の油とワックスが主剤の塗料です。当工房ではドイツ製自然塗料を使用しています。
ドイツでは幼児用玩具の塗料にも使用されています。それは子供が口の中に入れても安全である事を意味します。化学塗料ほど塗装が堅くありませんが、より安全。食品衛生試験にも適合しています。
木
山桜を使用。山桜は、バラ科サクラ属の落葉広葉樹。本州、四国、九州に自生。家具材、楽器材、建築材など広く利用されている。
香りの強いスモークチップとしても人気が高く、樹皮は桜皮と呼ばれ、ノドの生薬となる。